新渡戸・南原賞 内川永一朗さん(新渡戸基金常務理事)に決まる
新渡戸基金(事務局盛岡市)常務理事の内川永一朗さん(78)は、第四回「新渡戸・南原賞」の受賞者に決まった。授賞式は6月4日午後6時から東京・六本木の国際文化会館で行われる。
内川氏はこれまで「永遠の青年 新渡戸稲造」など十数冊を著している。新渡戸について「現代のグローバリズムの潮流とは逆に、世界の共存共栄を願っていた」と語る。岩手日報社農業担当記者だった当時、農業経済学者だった新渡戸の功績に触れたことを端緒に研究を進めてきた。現在は、同社論説委員会顧問。
同賞は、国際平和と教育に力を注いだ新渡戸とその精神を受け継いだ元東京大総長・南原繁にちなむ。授賞する「新渡戸・南原基金」(代表・鴨下重彦東京大名誉教授)は2004年に創設された。
第1回受賞者は、がん病理究明の傍ら新渡戸、南原研究を進める樋野興夫順天堂大教授。第2回は、新渡戸の妻メリーに光を当てた東京女子大の湊晶子学長。第3回は、教育再生会議で座長代理を務める池田守男資生堂相談役が受賞している。
今回は内川さんとともに、南原が生まれ育った香川県に本社を置く帝国製薬社主の赤澤庄三さんが受賞する。
上記は 岩手日報 2007年5月2日(水曜日)掲載記事より